LeatherCarvingWorks MAVERIKで使用してる革は、植物タンニン鞣しを施した革です。
タンニン鞣しを施した革は、使っていくうちにお客様 お一人お一人の体に馴染み、
光沢や深み・風合いなど、自然な変化を楽しんでいただける革なのです。
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■ 革に関する用語と説明 ■
 ◇皮と革◇
“皮”とは鞣していない状態のものをさし、鞣したものを“革”と呼び、皮革の状態によって区別されます。
 ◇原料皮(原皮)◇  ◇鞣し(なめし)◇
主に肉やミルク・毛を製造の際、副産物として出た生皮や、その生皮を腐らせにくくする為に塩漬けした塩蔵皮などを“原皮(げんぴ)”と言う。 原皮を薬品などで腐らなくすると共に耐熱性を向上させる為に加工する事を“鞣し”と言います。
 ◇植物タンニン鞣し◇ 
・天然素材の植物から抽出される物質をタンニンと言い、樹木・樹皮・葉・果実などから抽出される。
・タンニン剤が発見された頃(1800年代)は、オーク(樫材の樹皮)が使われていましたが、オーク材は鞣す時間が掛かる為、現在ではミモサ・ケブラチョ・チェストナット・ミラボラムなどが主に使われています。
・植物タンニンで鞣された革は、赤褐色または黄褐色、堅牢で摩擦に強く、成型性が高く型崩れしにくいが、光で退色しやすく、柔軟性・伸縮性も低い。
しかし、タンニン鞣しの革は、時間は掛かりますが使い込むほど柔らかく馴染み、独特の色に変化し、革本来の自然な風合いが楽しめるのです。
 ◇クロム鞣し◇
・鉱物から生成されたクロムを用いた鞣しで、現在 市場に出回っている革の大部分がクロム鞣しを主体とした革である。
・クロムは、柔軟性・弾力性・耐熱性・耐光性があり軽い。
 ◇銀面◇  ◇床革◇
革の表側の部分を銀面(ぎんめん)と言います。 革を2層以上に分割して、銀面のないモノを床革と言います。
 ◇革の単位◇
革を取り引きするときに使う単位はDS(デシ)と言い、1DSは10平方センチメートル(10×10)cmの面積のことです。
■ 植物タンニン鞣しの工程 ■
1 水漬 食塩、汚物を水洗いで取り除く
2 石灰漬 毛を石灰及び硫化物を使用して分解除去する
3 あか出し 銀面に残っている毛根を除去する
4 裏打ち (フレッシング) 裏面の肉や脂肪を取り去る
5 鞣製(じゅうせい) タンニン槽鞣製または、太鼓鞣製
6 渋はき 表面に付着した濃厚渋液を洗い落とす
7 水絞り 加脂が容易に出来るように水分を取り除く
8 加脂 革に柔軟性、耐水性を持たせると共に折り曲げによる銀ワレを防ぐ
9 伸ばし しわを伸ばして平らにする
10 乾燥 乾燥室に入れて1週間で乾かす
11 ロール
(ベンズローリングマシン)
銀面をしめつけ良く伸ばし艶を出す
12 仕上がり
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